ISBN | 978-4-87571-892-5 |
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書籍コード | 892 |
判型 | 46判 上製 |
頁数 | 610 |
定価 | 3,190円(税込) |
刊行年 | 2024年5月31日 |
メルモットは栄華を極める。田舎に広大な地所を購入し、中国皇帝を大晩餐会でもてなし、保守党から国会議員として当選する。一度に莫大な出費だ。この出費のどれか一つでも控えていたら、破滅を免れていただろう。しかし、ある噂のせいで、メキシコ鉄道の株価が暴落する。彼は苦し紛れに隠し資産に頼ろうとするが…
目 次
主要な作中人物
第五十一章 どっちを選びます?
第五十二章 恋とワインの結果
第五十三章 シティのある一日
第五十四章 インド局
第五十五章 教会への寄進
第五十六章 バラム神父がロンドンを訪れる
第五十七章 ニダーデイル卿が再度求婚を試みる
第五十八章 スカーカム氏が雇われる
第五十九章 大晩餐会
第六十章 ミス・ロングスタッフの恋人
第六十一章 モノグラム令夫人が大晩餐会へ行く準備をする
第六十二章 大晩餐会の夜
第六十三章 選挙当日のメルモット氏
第六十四章 選挙
第六十五章 ミス・ロングスタッフがうちに手紙を書く
第六十六章 「私は恨みを置く」
第六十七章 サー・フィーリックスが妹を守る
第六十八章 ミス・メルモットが決意をはっきり述べる
第六十九章 議会のメルモット
第七十章 サー・フィーリックスが多くのことに干渉する
第七十一章 ジョン・クラムが災難に巻き込まれる
第七十二章 本人に聞いてください
第七十三章 マリーの資産
第七十四章 メルモットが友人を作る
第七十五章 ブルートン・ストリートにて
第七十六章 ヘッタと恋人
第七十七章 またもやブルートン・ストリートの場面
第七十八章 カヴァーシャムに戻ったミス・ロングスタッフ
第七十九章 ブレガートの手紙
第八十章 ルビーが奉公に出る準備をする
第八十一章 コーエンループ氏がロンドンを去る
第八十二章 マリーの辛抱
第八十三章 再び議場に現れたメルモット
第八十四章 ポール・モンタギューの弁明
第八十五章 バークリー・スクエアの朝食
第八十六章 ブルートン・ストリートの会合
第八十七章 田舎のカーベリーで
第八十八章 検屍審問
第八十九章 『運命の車輪』
第九十章 ヘッタの悲しみ
第九十一章 恋敵
第九十二章 再びハミルトン・K・フィスカー
第九十三章 真の恋人
第九十四章 ジョン・クラムの勝利
第九十五章 ロングスタッフ家の結婚
第九十六章 「野のロバも渇きをいやす」ところ
第九十七章 ハートル夫人の運命
第九十八章 マリー・メルモットの運命
第九十九章 カーベリー令夫人とブラウン氏
第百章 サフォークにて
あとがき