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新刊

ロマンスの倫理と語り―いまホーソーンを読む理由The Ethics and the Narrative of Romance: 22 Reasons Why We Read Hawthorne Now
西谷拓哉/髙尾直知/城戸光世 編著 (著者 22名)

  • NHSJ40_0421
  • ISBN 978-4-87571-890-1
    書籍コード 890
    判型 A5判上製
    頁数 480
    定価 5,280円(税込)
    刊行年 2023年5月18日

日本ナサニエル・ホーソーン協会の現在地をしめす
22人の論客による協会創立40周年記念論文集。

≪≪≪いまの“ホーソーン”を読む!📖≫≫≫

日本ナサニエル・ホーソーン協会創立40周年を記念して編まれた論文集。
なぜホーソーンは読まれ続けるのか、いまなお我々がホーソーンを読み続けている理由は何なのか。
その考察を通して、ホーソーン文学の現代性をあらためて検証し、協会の現在地をしめす。



第一部 ロマンスの倫理


  ・〈エシカル・ルネサンス〉期のホーソーン文学 城戸光世

 

  ・「若いグッドマン・ブラウン」 佐々木英哲

 

  ・「総督官邸に伝わる物語」にはめ込まれた場所と時間と人間の心 下河辺美知子

 

  ・ ホーソーンからハーンに受け継がれる自然観と女性像 林 姿穂

 

  ・ ホーソーンの「痣」再考 成田雅彦

 

  ・ 病いをぼかす 小南 悠

 

  ・ 存在のエコロジー 野崎直之

 

  ・ドメスティック・イデオロギーを解体するホーソーンの炉辺 中西佳世子

 

  ・『七破風の屋敷』における中産階級家族の形成と労働者/奴隷の表象 大野美砂

 

  ・ ブライズデール共同体をめぐるポリアモリーとホモソーシャルな絆 齊藤園子

 

第二部 倫理と語りの中間地帯「埋葬」をめぐるロマンス


  ・「丁寧な埋葬」をめぐるロマンス 小宮山真美子

 

  ・ ロジャー・マルヴィンの埋葬者 生田和也

 

  ・ 呪いとしての祝福 髙橋 愛

 

第三部 ロマンスの語り


  ・ ホーソーン的ロマンスの雰囲気について 上原正博

 

  ・ 皮膚、テクスト、鏡 大川 淳

 

  ・「花崗岩のような群衆」 竹井智子

 

  ・ 視線と仕草 川下 剛  


  ・ 死者を見つめるホーソーン 石川志野

 
  ・ ホーソーンの失われた「上昇する螺旋」 辻 祥子

  
  ・「たとえ実際に起こらなかったとしても、起こるべきだった」ことを書く 髙尾直知

 
  ・ ホーソーン最後の日々 丹羽隆昭


  ・ ジュリアン・ホーソーンと父の親密圏 貞廣真紀

  




★「日本ナサニエル・ホーソーン協会」でも紹介されております。

★下記のアドレスにもアクセスの上、是非、御参照ください!


 👍 http://nhs-j.org/nhs/?page_id=92


 

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