ISBN | 978-4-87571-098-1 |
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書籍コード | 98 |
判型 | 4/6判 並製 |
頁数 | 282 |
定価 | 2,200円(税込) |
刊行年 | 2019年9月25日 |
本書は、イギリスの様々な事柄について、著者の気の向くままに綴られたものです。いわゆる専門書・研究書としてではなく、一般向けの入門書として書かれています。とりわけ、「序章 イギリス、15のいろいろ」は、イギリスの文化の諸相について書かれたもので、興味深くお読みいただけるでしょう。
その後続く五つの章では、著者が永年にわたり大学で学生たちに教えて来た数々の文学的テーマのうち、より興味深いと思われる問題を平易に述べたものです。読んでお楽しみいただけるものと思います。
読者の皆様には、好みにしたがって順不同でお読みいただき、著者が大好きなイギリス文学・文化の諸相について感じ取っていただければ、幸いです。
では、目次をご覧の上で、思い思いに、本文へどうぞ。
序 章 イギリス、15のいろいろ
1 「イギリス」とは?
2 イギリスのベッド・サイズについて
3 ハリー・ポッターたちはなぜキングズ・クロス駅から汽車に乗るのか
4 テニスでは「なぜゼロをラブというのか」
5 イギリスにもあるモン・サン・ミシェル?!
6 イギリス人のエスプリとユーモア
7 ゴディバ・チョコレートについて
8 イングランドの遠浅の海
9 イングランドで最小の都市(city)ウェルズ(wells)について
10 なぜファースト・フロアが二階なの?
11 イギリス人の駐車の仕方について
12 イギリスの住宅事情
13 イギリスの料理は、本当に不味いのか?
14 日英の学生気質
15 イギリスの朝のニュース番組の不思議
第一章 be動詞は難しい?!
第二章 シドニーとは何者か
第三章 英語恋愛詩の系譜
第四章 芝居は人を変えるもの
―映画『恋におちたシェイクスピア』覚書
第五章 "Nothing"の効用―オスカー・ワイルド『理想の夫』論
あとがき