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ジェイン・オースティンの語りの技法を読み解く
島﨑はつよ 著

本書はオースティンの作品を文体論的に分析することで、オースティンが常に読者を意識し、緻密な計算に則って様々な語りの手法を試みつつ、いかに自分の文体を改良していったかを検証する。オースティンの語りの技法は長編6作品が共時的に論じられることが多い。従ってこれらの6作品を通時的な視点から読み解き、この作家が話法における実験を繰り返しながら豊かな文体を築き上げていった過程を証明する。

ISBN 978-4-87571-992-2
判 型 A5
頁数 239ページ
定 価 3,240円(税込)
刊行年 2008年



<目次>
序 章 Jane Austenの語りの技法――「自由間接話法」の研究と課題
第1章 Lady Susan と Northanger Abbey――「書簡体」から「全知の語りの形式」へ
第2章 Sense and Sensibility――皮肉な声色を響かせる語り手と「仮定法」
第3章 Pride and Prejudice――静と動を演出する「直接話法」
第4章 Mansfield Park――Fannyの成長と「話法」の選択
第5章 Emma――Emmaの内的世界からの分離
第6章 Persuasion――「話法」による積極的なヒロイン像の構築
結 論
参考書目
あとがき
索 引