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ホーソーンのプロヴィデンス
中西佳世子

ホーソーンは『旧牧師館の苔』以降、短編から長編へと創作スタイルを移行させたが、そのどの長編ロマンスにもプロヴィデンス(神の摂理)の概念と語が遍在しており、本書はそのプロヴィデンスの文学装置としての有用性とテーマを関連付けて包括的に論じたものである。

ISBN 978-4-87571-091-2
判 型 4/6版 上製
頁数 290ページ
定 価 3,024円(税込)
刊行年 2017年12月



目次
序 章 「人間世界の偶然の出来事は神の計画」
      ホーソーンのプロヴィデンス
第一章 『旧牧師館の苔』
      自然の秩序とプロヴィデンス──「二重のナラティヴ」の試み
第二章 『緋文字』
      曖昧性を生み出すプロヴィデンス──幻影と「魔女」
第三章 『七破風の屋敷』
      人間の歴史とプロヴィデンス──呪いの成就と神の計画
第四章 『ブライズデイル・ロマンス』
      ―創造主としてのプロヴィデンス──劇場神と酒神のアイロニー
第五章 『大理石の牧神』
      地上を見下ろすプロヴィデンス──二つの「幸運な堕落」
補 章 『フランクリン・ピアス伝』と「主に戦争のことに関して」
      奴隷制と南北戦争のプロヴィデンス
むすび
あとがき
年表
参考文献
索引