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バーセット最後の年代記(下)
アンソニー・トロロープ作/木下善貞訳

ジョン・イームズはエレナーに会うためフィレンツェへ。トゥーグッド弁護士は小切手の謎をどう解くのか。クローリーは家族を思いやれという周囲の説得を拒否し永年副牧師職を辞任。ハーディング氏は聖なる泉が湧き出るという教区をクローリーに譲りたいと言い残す。グラントリー少佐はグレースと結婚。画家のダルリンプルはクレアラ・ヴァン・シーヴァーと結婚。
トロロープはバーセットシャーに別れを告げる!

ISBN 978-4-87571-083-7
判 型 四六判・上製
頁数 583ページ
定 価 3,024円(税込)
刊行年 2016年5月



「バーセットシャー年代記」この長編6連作は、ヴィクトリア朝時代の生活様式、金銭事情、恋愛、結婚などの人間模様が一杯詰まっていて、静かであるが面白い物語である。次どうなるのだろうと早く頁を繰りたくならせるのは作家の腕前。トロロープは英国ではカノンの位置を占めておりディケンズと並ぶ人気作家というのも頷ける。
日本ではトロロープの同時代の英語表現へのこだわりが翻訳をはばんできたため、これまで短編の数点程度しか訳されておらず、知名度が低かった。訳者の努力によりついにそれを克服し、この大長編の完訳が成った。まさに偉業である。これを機に多くの方々に本シリーズを読んでいただくことを期待したい。

バーセットシャー年代記全6巻
『慈善院長』 279頁 本体1,800円
『バーチェスターの塔』 678頁 本体2,800円
『ソーン医師』 757頁 本体3,000円
『フラムリー牧師館』 707頁 本体3,000円
『アリントンの小さな家』 880頁 本体3,600円
『バーセット最後の年代記』(翻訳は上・下に分冊)
 上巻 571頁 本体2,800円
 下巻 583頁 本体2,800円