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異端の英語教育史
加藤洋介 著

英語教育は実用的な学問または訓練とみなされ、同時代の人文学のなかで例外的に巨大な市場と結びついた。表面的にはほかの領域から離れて発展し、それが思想や文学、歴史学、政治学に対して持つ関係が見えなくなってしまっている。本書は、それらを取り込んだ広い視野でその発展を記述すれば新しい英語教育論を提供できるという確信のもと、英語教育史を一つの文化史として捉える。読者は、多様な立場で領域横断の視野を見つけるきっかけを得るに違いない。

ISBN 978-4-87571-670-9
判 型 4/6判 並
頁数 207ページ
定 価 1,728円(税込)
刊行年 2016年3月10日



 序論 
 年表 
 1 I・A・リチャーズとベイシック・イングリッシュの政治学 
 2 ベイシック・イングリッシュを再評価する 
 3 英語と優生学││チャールズ・ウォルドスタインの英語話者同盟の構想 
 4 英語話者の想像の共同体とウィンストン・チャーチルの『英語話者国民の歴史』
 5 ディスコースの理論と戦後の英語教育の展開 
 6 経験主義の遺産と継承││ケンブリッジ英文学の系譜 
 7 グローバル時代の幻想と翻訳の役割 
 8 世界文学の海へ││翻訳がつくる未来 

  注 
  あとがき 
  索引