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比較文化学の地平を拓く
日本比較文化学会関東支部

23名の執筆者が、それぞれの興味関心および専門領域におけるアプローチを通して文化を比較し、そこから見えるものを抉り出した論考集である。

ISBN 978-4-87571-877-2
判 型 A5版 上製本
頁数 424ページ
定 価 4,104円(税込)
刊行年 2014



刊行によせて
はじめに

第1部 歴史的視野からのアプローチ
1 『ランカシャーの魔女たち』とナサニエル・トムキンス:
    近代初期イングランドの観客心性  中村友紀
2 “Advance with Courage”
    ―鳥猟犬ゴールデン・レトリーバー作出の意図を探る―  下田尾誠
3 18世紀末の英国にみる纏足のイメージ
    ―マカートニー使節団の記録より―  熊谷摩耶
4 中世南都の寺院法会と僧具
    ―その宗教的・社会的役割に関する一考察―  高山有紀
5 俳諧史における芭蕉の位置
    ―「俳諧文化」研究の可能性―  伊藤善隆
6 新渡戸稲造の台湾認識をめぐって  石井智子
7 悲劇の皇子・時空を超えた旋律
    ―蘭陵王と「蘭陵王入陣曲」の伝承をめぐって―  王 媛
8 宋代招安考
    ~『守城録』を手がかりとして~  齋藤忠和
9 歴史教科書の地平を拓く
    ―20世紀初頭、清末「欽定学堂章程」公布前後の諸家の見解―  鈴木正弘
10 1930年代半ばの教材映画の学校教育における布置
    ―教材映画『南洋諸島』の教育的な利用可能性―  佐藤知条
11 元寇!キミならどうする?
    ―歴史教科書における「元寇」叙述をめぐって―  野口周一

第2部 現代社会へのまなざし
12 地域資料を生かした災害文化の形成
    ―「天明三年浅間焼け」を事例として―  阿久津聡
13 カリフォルニア日系新一世女性の死別体験と悲嘆  才藤千津子
14 現代の若者たちの「距離感」に関する一考察
    ―「若者ことば」から見た 若者の精神的志向性を中心に―  山内信幸
15 フィンランドの保育政策と多文化保育
    ―乳幼児期からの多文化保育の意義―  三井真紀
16 カンボジアと日本の英語の教科書の比較
    ―中学1年(7th grade)における英語教育のアプローチの違い―  木下哲生
17 日本語教育の現場から見た比較文化  荒井 美幸
18 ESPとCLILについての一考察  高橋 強
19 わが子へのケアから他者へのケアへ
    ―重症心身障害者の母親における他者との関係性に基づいた世代性の類型化―  成田小百合
20 Handsomeの女性に用いられる用法
    ―アンケート調査とコーパスを用いて―  前田 浩
21 中学校外国語科の必修の根拠を考える
    ―『学習指導要領解説書』の通時的分析を通して―  水島孝司
22 造形の印象評価に関する一考察
    ―触覚的鑑賞行動から立体造形の印象評価を予測する―  森崎巧一
23 「ステークホルダーアプローチ」に基づく不採算路線の活性化  大塚良治