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越境する女――19世紀アメリカ女性作家たちの挑戦
倉橋洋子・辻祥子・城戸光世 編

19世紀初頭のアメリカでは、女性がものを書き声をあげることに様々な抑圧があった。しかし、男女、人種、職業などを問わず人間の権利としての自由平等を主張した女性作家たちがいた。想像を絶する苦難と果敢に戦ってきた彼女達の活躍を明らかにする。

ISBN 978-4-87571-076-9
判 型 A5版 上製本
頁数 236ページ
定 価 2,808円(税込)
刊行年 2014年3月



目次

まえがき

第一部 ヨーロッパ

マーガレット・フラーとローマ共和国の夢  高尾直知 
もうひとりの女性異端者
──エライザ・バックミンスター・リーの『ナオミ』における異端とリベラル・イマジネーション  大串尚代 
沈黙のスペクタクルとトランスする人種、階級、ジェンダー
──白い奴隷エレン・クラフト  中村善雄 
女奴隷とトランスアトランティック・アボリショニズム
──ハリエット・ジェイコブズの『自伝』と手紙に見る戦略  辻祥子 
無名戦士に愛と敬意を
──ルイザ・M・オルコットの『病院のスケッチ』における原ヨーロッパ体験としての看護実践  本岡亜沙子 

第二部 中米・アフリカ・東洋

楽園の光と影
──ソファイア・ピーボディの「キューバ日誌」を読む  城戸光世 
キューバにおける捕囚と抵抗
──メアリー・ピーボディ・マンの『フアニータ』  倉橋洋子 
『アンクル・トムの小屋』とアメリカ・ヨーロッパ・ハイチ・リベリア  大野美砂 
螺旋状の信仰
──リディア・マライア・チャイルドの仏教との邂逅   内堀奈保子 

特別寄稿
猛烈な嵐のあとで
──マーガレット・フラー没後伝  メーガン・マーシャル/生田和也訳 
 あとがき 
 索引
 執筆者紹介