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新世紀の英語文学
ブッカー賞総覧2001-2010
高本孝子・池園宏・加藤洋介 共編

2001-2010年のブッカー賞全受賞作品および有力作家の作品についての論考16篇に加え、全最終候補作品60篇のあらすじを網羅した本書は、英国小説の最近の動向を知りたい人にとって必携の書である。

ISBN 978-4-87571-060-8
判 型 A5版 上製本
頁数 392ページ
定 価 3,024円(税込)
刊行年 2011年10月


日本図書館協会選定図書

目 次

ブッカー賞2001-2010年──受賞作および最終候補作一覧
序 過去10年間のブッカー賞 加藤洋介
1 『ケリー・ギャングの真実の歴史』における
 トマス・カーナウの真実の歴史 宮原一成
2 空腹と食欲の物語 谷口秀子
 ──ヤン・マーテル『パイの物語』──
3 モードとスウの関係についての考察 石井征子
 ──『フィンガースミス』と『いばら姫』から見えてくるもの ──
4 『ヴァーノン・ゴッド・リトル』における視線の暴力 田中雅子
5 破局への序章 柴田千秋
 ──『オリクスとクレイク』におけるリアリティーの崩壊 ──
6 「豪奢な不思議の国」の客人 高本孝子
 ──アラン・ホリングハースト『美の曲線』──
7 「虚構の家」 宮川美佐子
 ──コルム・トビーン『巨匠』の≪内≫と≪外≫ ──
8 ジョン・バンヴィルの『海』の方法 加藤洋介
9 コナン・ドイルの虚構の伝記と探偵小説 今村紅子
 ──ジュリアン・バーンズ『アーサーとジョージ』──
10 人間としての生き方を求めて 池園 宏
 ──カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』──
11 帝国との共犯性という遺産 松田雅子
 ──キラン・デサイ『喪失の継承』──
12 ヘガティ家の罪と罰 永松美保
 ──アン・エンライト『集い』──
13 「人間」になりたかったホワイト・タイガー ブラウン馬本鈴子
 ── 自己検証の旅 ──
14 『ウルフ・ホール』とイングリッシュネス 金子幸男
 ── トマス・クロムウェルにおけるステートとネーション ──
15 「非現実的な現実」を描くおとぎ話 水尾文子
 ──A・S・バイアット『子供たちの本』──
16 アイデンティティを求めて 吉村治郎
 ── ハワード・ジェイコブソン『フィンクラーの問題』──
ブッカー賞20012010年──受賞作および最終候補作全梗概
あとがき
索引
執筆者一覧