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アメリカ文学とバートルビー現象――メルヴィル、フォークナー、バース他
安河内英光

メルヴィルの短編に登場するバートルビーを、アメリカ文学に頻出する幽閉のイメージやテーマの原型的人物として捉え、主に4人の作家を分析しつつ、このような現象を生み出すアメリカの社会体制を抉り出す。

ISBN 978-4-87571-057-8
判 型 4/6版 上製本
頁数 340ページ
定 価 3,024円(税込)
刊行年 2011年



目 次
序文
第1章   メルヴィルと幽閉 
第2章   近代世界の闇を見つめて:メルヴィルの「書記バ―トルビー:ウオール・ス   
トリートの物語」
第3章   幽閉する黒い影:メルヴィルの「ベニト・セレノ」
第4章   毒を以て毒を制する方法:フォークナーの『アブサロム、アブサロム!』
第5章   幽閉するアメリカ南部エートス:フォークナーの『八月の光』 
第6章   閉じこめられる黒人の命:フォークナーの「黒衣の道化師」
第7章   檻のなかのアメリカの中産階級:オールビーの『動物園物語』
第8章   幽閉する近・現代のロゴス:バースの『旅路の果て』
あとがき
索引