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英語vs.日本人
森光有子・中島寛子

日本に英語教育が導入された明治初期から今に至るまで、英語教育の理念とか意味、目的などを、国として一貫した方針や考えを表明したことはないに等しいであろう。
 現在、文部科学省はこの国の言語政策について何も示さないまま、2年後には日本の公立小学校で英語を必修化することを決定している。確かに英語は世界共通語といわれるくらい多くの国で使用されているが、言葉は文化の「標(しるし)」、日本人のアイデンティティーとして日本語を大切にしなければならないことは言うまでもない。全人教育を基本とする小学校から英語を必修にする意味と危険性をよく考え、英語の歴史的発展の俯瞰を含むさまざまな側面から、日本人はこれからどのように英語および日本語と関わっていけばよいのかを提言する。

ISBN 978-4-87571-669-3
判 型 4/6版 上製本
頁数 362ページ
定 価 2,592円(税込)
刊行年 2009年


日本図書館協会選定図書

<目 次>
  はじめに
第1章 征服する英語──その生い立ちと今
第2章 征服する英語──植民地化、奴隷貿易と英語
第3章 日本人と英語の関わりの歴史
第4章 英語と日本語
第5章 公立小学校での英語必修化の意味
第6章 日本人は英語とどう関わっていくべきか
あとがき