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アメリカ作家の理想と現実―アメリカン・ドリームの諸相―
里見繁美、池田志郎 編著

大きな「理想」や「夢」を現実化させてくれるアメリカの姿はどこかへ消え失せてしまった感のある今日、この「理想」や「夢」をキーワードにして、19世紀、20世紀それぞれの作家がそれぞれの人生の中で思考した人生観や作家姿勢を浮き彫りにする。アメリカの光と影の部分が強く照射されている。執筆者11人。

ISBN 978-4-87571-988-5
判 型 四六
頁数 310ページ
定 価 2,484円(税込)



目次
第一部 一八〇〇年代
 娘達のアメリカン・ドリーム――オルコットの『若草物語』再読・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鈴木幹樹
 成功への願望――『アメリカ人』と『アスパンの手紙』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・後川知美
 人生の構築――ラフカディオ・ハーンとイラスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・里見繁美
 交錯する切断と接合――ラフカディオ・ハーンのアメリカ時代から日本時代を俯瞰して・・・・・・・藤原万巳

第二部 一九〇〇年代
 ドアを開け放つ女たち――スーザン・グラスペルの『女仲間の陪審』をめぐって・・・・・・・・・・・・・・・池田志郎
 「再構築」される世界――『ラグタイム』が映し出すアメリカの展望・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・永尾 悟
 七〇年代のアメリカの夢――ボビー・アン・メイソンの作品を通して見たベトナム戦争・・・・・・本山ふじ子
 ラッセル・バンクスの『大陸漂流』と「ジグザグ・パターン」
 ――八〇年代のアメリカ小説におけるリアリズムとミスティシズムの接点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高田修平
 マキシーン・ホン・キングストンの『女武者』における食べ物・・・・・・・・・・・アラン・ローゼン/池田志郎訳
 戦士の挑戦――同化への夢と悪夢 ――ジェイムズ・ウェルチの『インディアン・ロイヤー』・出井ヤスコ
 アンティグアの娘の夢とアメリカ
 ――ジャメイカ・キンケイドの『アニー・ジョン』と『ルーシー』のさみしさと力強さ・・・・・・・・・・・・・・・楠元実子
 
 あとがき
 索引