2012年新刊テキスト

新刊近刊情報

ウィリアム・D・ハウエルズ 著 武田千枝子/矢作三蔵/山口志のぶ 訳
海外の文学作品の翻訳紹介には積極的な我が国において、珍しいことにハウエルズの作品の翻訳は皆無である。理由は幾つか挙げられようが、その嚆矢として本書の役割は極めて大きい。

中西佳世子
ホーソーンの長編に遍在するプロヴィデンスの概念と語の文学装置としての有用性とテーマを関連付けて論じた斬新な研究。

宮原一成著
本邦で15年ぶり6冊目の研究書。この不世出の小説家が残した重厚なテクストに誠実に正対することの意義を再確認すると同時に、〈読むこと〉〈読まれること〉に対してゴールディングが抱いていた問題意識のありようを、彼が作家生活を送った時代の文脈に置いて検討する。

津久井良充・市川薫 編著
 本書は、テロリズムや内戦によって多くの人々が生命を失っていく現実を注視し、少しでも平和な世界に向かって、一歩でも前へ進むことを唱えようとしている。

鈴江璋子
鈴江璋子教授のエッセイ集。昭和、平成という日本の大転換期に、学生として、研究者、教育者として大学で英米文学研究に携わった者の興味深い記録。

ランダル・スチュアート著/丹羽隆昭訳
アメリカというより世界の文豪ホ-ソーンの伝記が、何故か日本国内ではほとんど見当たらない現状で、手ごろで信頼に足る伝記の翻訳が漸くここに誕生した。

マーガレット・アトウッド著 松田雅子/松田寿一/柴田千秋 共訳
その時期がくるとノーベル文学賞候補として常に取りざたされるアトウッドの長編7作目、ついに翻訳完成。本邦初訳! 

野口健司 著
メルヴィル研究を主軸に、そこから他分野へと派生した「語り」をテーマとする野口教授の研究歴を辿った書。審美的批評を基本とし、伝記的批評、歴史的批評による修正を加えて、作品を一個の芸術品として読み解く。

安河内英光/田部井孝次 編著
非ホワイトネスを差別と弾圧の対象としてきた主体としてのホワイトネスを、視点の逆転によって客体化し、その実態の内実を精査し、アメリカ文学に現れたそれが持つ特権と権力、物言わぬ規範、世界の基軸としての地位・財産等を剔抉する。

アンソニー・トロロープ作/木下善貞訳
アンソニー・トロロープの長編「バーセットシャー年代記」6連作ついに全巻翻訳完成! ようやくトロロープが初めて日本に紹介されたと言えるだろう。


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